小関りんご農園

 お客様各位

 平素は、小関りんご農園をご愛顧賜りまして、誠にありがとうございます。

 2021年の8月から、この時期に皆様へのお知らせという形で、今の時点での状況をお知らせ
いたしております

 2026年もはや8月。。。

 年頭に「今年の目標」なるものをたてました。
 情けない話ですが「入院しない」というものです。

 2023年に人生初の入院というものを余儀なくされ、「これであとはもう金輪際入院なんてしない
だろう」と勝手に思っていたのですが、2025年にも敢え無く入院する羽目となり、「オレの健康
神話も崩れたな。。。」と思いました。

 思えば、豊丘村に新規就農以来、若さに任せて、がむしゃらにやってきました。
 新規就農初年のりんごの収穫は確か10キロ箱で10箱にも満たないものであったと記憶して
います。
 その時思ったのは「これを100倍やれば1000箱になる」といったようなものでした。

 そういった思考方法で「この作業を〇倍やれば・・・」「この面積を〇倍やれば・・・」
と考えて、ひたすら20年間やってきたことは間違いありません。

 しかし、ついに「身体にストップをかけられたのだ」とカミさんにもいさめられました。。。

 本年でりんご栽培も最終年となりますが、地球高温化でりんご生産が難しくなってきたことも
もちろんですが、自分の身体のことも考えて、りんご栽培から手を引くといった面も大きいです。

 幸いなことに、ブドウ、市田柿といった品目も順調に技術、知識の習得が進み、
「これなら身体と折り合いつけながら、まだまだやっていける」という手ごたえも完全に
つかみました。

 大事なことは、にっちもさっちもいかなくなってから、大慌てで「どうしょ」とならないように
手を打っていくことだと思います。

 ただ、りんご栽培をやめたら「小関りんご農園」という農園名をどうするか。
 メンドくさいので多分変えないとは思いますが。。。

 長きにわたり、当園のりんごをご愛顧いただいた多くのお客様には感謝してもしきれません。
 まったく縁もゆかりもない地で、文字通りゼロから始めたりんご栽培をここまで続けられたのも
本当に多くのお客様と出会うことができたからです。

 一年に一度だけ、メールでやり取りしたり、あるいは電話でお話したりするだけの方が
ほとんどですが、日本各地で地震が起きたり、台風がきたり、大雪が降ったりすれば
「あのお客さんのところだ・・・」と気になります。

 考えてみれば不思議な職業だとも思います。
 このような人生を送ることになるとは若いころは夢にも思いませんでした。

 最後まで、全くまとまりのない文章にいつも通りなりましたが、
 とにかく、りんご栽培最後の収穫が無事に迎えることができるよう祈るばかりです。。。


                              2026年8月 園主 記