りんご販売。りんご 農家になりたくて長野県に新規就農し、
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新規就農、田舎暮らし奮闘記。
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リンゴ農家の横顔(自己紹介)
何ゆえ長野県を愛するのか
何ゆえ農業をやりたいのか、なぜりんご農家なのか
普段はなにをやってるのか
等説明します




みなさまはじめまして。小関隆太(こせき りゅうた)といいます。
1970年(昭和45年)8月生まれです。岩手県盛岡市出身です。
若いころ山登りが好きで長野県に何度となく足を運んでいまして、3000メートル級の山々が間近に
見える環境が好きでいつか長野県に居住したいと考えておりました。

また物事の循環というものに昔から非常に興味があったことから、第一次産業に非常に興味が有
り、就農する前には林業に属する会社で営業をやっておりましたが、もっと全般的に第一次産業を
実践してみたいという気持ちが高まり新規就農いたしました。

私は就農する前に仕事の関係で長野県に2年程暮らしていたこともあり、長野県のりんごはむちゃ
くちゃおいしいと感じていました。ですので長野県で農業やるなら「りんごだ」と思っていました。

もう少し詳しく説明いたしますと、前職での経験からいわゆる農林水産物は従来「産地」というもの
が非常に重要でしたが、近年においてはむしろ「誰がどのようにして生産しているのか」という点に
消費者の関心は移ってきていることは一般的にもいわれております。

その点りんごは宅配などを活用しダイレクトにお客さんとやり取りしやすいこと、生産者の意欲、技量
でかなり生産物がちがうものになってくることから面白い(難しい?)農産物だと理解できました。
つまりもう「長野県のりんごだから。あるいは青森県のりんごだから。」というような理由ではでは売れ
ないということだと思います。

また、農業は今どうなっているのか、あるいは、田舎の暮らしはどうなのかこれから新規就農を考え
てらっしゃる方の参考になればと思い、全くのずぶの素人が就農した有様を紹介していくつもりです。

とはいえ、今年は農家1年生でしたので、リンゴだけでは生計は維持できません。そこで少しでも家計
の足しになるよう夏の間はナスを作っていました。
あとは、当然、自家用野菜も作っていますし(米は作っていません)、新しい品種のリンゴの苗木を
今春植えましたのでそれらの管理が日常の主な仕事です。
子供と遊んでいる時間も正直長いです。。。

-----------------上記は2004年12月の記述です


上記にたいして補足(以下2006年9月記)

2004年1月より長野県下伊那郡豊丘村に新規就農いたしました。
その時の家族構成は、妻一人(あたりまえか)、長男5歳。長女2歳、犬一匹でした。

正確には、長野県が2004年度から行っている長野県新規就農里親事業を利用して、里親研修に
入りました。豊丘村の日下部勝英さんに里親になっていただき、りんご栽培に取り組みました。

研修の際はもちろん日下部さんの仕事を手伝いながら、技術、知識を蓄積していくのですが、
日下部さんは、私にも研修中から農地を借り、実際にりんご栽培を行うことを強く勧めて下さいました。

そして運良く、引越ししたての私たちにりんご畑を貸してもいいよという方が現れ、自分の畑を持つことが
できました。そこで、日下部さんの畑を手伝い、指導を受けながら、その経験を自分の畑にフィードバック
するというやり方で1年が過ぎていきました。

したがって、「研修」というと里親さんの労働力として「研修」期間が過ぎるイメージがあるかと思いますが
そうではなく、かなり自由にやらせていただきました。

2年目は更に畑を借り、面積を増やしてりんご栽培にのぞみました。
それと同時に長野就農ちょうど1年たったところで、次女が誕生しました。
長野県、そして豊丘村の環境がとても気に入り、子供を育てるには最高な場所だという結論に達し、研修中
の身の上ではありますが、もう一人子供を授からせていただきました。

したがって、2年目は育児と同時進行でりんご栽培を続けていきました。
また、2年目のりんご販売は、はじめてインターネットでの直販を主力にしました。
結果として、すべてのりんごを直販で売ることができたのですが、素晴らしいお客様に恵まれました。
新規就農者ということでたくさんの方から(もちろん会ったこともない方ばかりです)応援をいただき、
本当に涙が出る思いでした。

3年目はそれらたくさんのお客様を中心として、「りんごの樹の里親制度」も始めました。
旬の野菜、果物などを私のほうから送らせていただく一方で、私が苦しい時期(経済的に)である
春先から夏にかけて、会費を頂戴するというやり方です。これは、私たちに 対する「サポーター制度」とも
いえるもので、本当に勇気付けられました。
現在約30組の方が里親となって、私たちを応援してくれています。

と同時に、お客様との交流も活発になってきました。
小関りんご農園のりんご畑を見てみたいという方が多く、実際に訪れてくださった方も、
かなりの数になります。
りんごの収穫期には里親の方を招き「収穫祭」を開催する予定にまでなってきた3年目です。

やはり新規就農にとってインターネットの力は大きく、HPの技巧がどうこうというのではなく、
お客様のほうからインターネットを通じて、積極的に情報を収集され興味があればどんどん
やってくるという方が多いということが痛感されたこの一年でした。

小手先の販売技術でなく、いかに人間としての信頼関係を築くか、HPはそのきっかけにしか過ぎず、
ハートがものすごく重要であると感じます。

もちろん、農作物を販売しているわけですから、作って終わりではなく売り切って終わりという認識で
間違いないと思います。私は農業は絶対に「サービス業」であると思っています。
その前提として、おいしい、信頼できる生産物を作ることが第一であり、私もいろいろ試行錯誤しております。



。。。つづく






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